【ドイツ オーガニック製品レビュー】第3回 マルティナ・ゲブハルト(MARTINA GEBHARDT)ハンドローション

第1回目に続き、3回目もマルティナ・ゲブハルト(MARTINA GEBHARDT)の商品をご紹介します。3回目にして同じブランドが重複してしまうのは、決してネタが尽きたわけではありません。8月20日に新発売されたということもありますが、何よりマルティナ社の製品が”良いモノ”だからです。今回はBM読者の皆さまにも是非行って頂きたい、毎日のハンドケアもお届けいたします。

第1回 マルティナ・ゲブハルト(MARTINA GEBHARDT)ジンセナクリームを見逃した方はコチラ

マルティナ・ゲブハルト(MARTINA GEBHARDT)のおさらい
マルティナ社は前回ご紹介した通り、100%自然界に存在する高品質な原材料と、植物のもつ力を最大限に引き出したスパゲリックエッセンスを使用した製品を作っている1968年創業ドイツ・バイエルン地方のオーガニックコスメブランドです。オーガニック大国ドイツの中でも特に取得が難しいとされる、demeter(デメター)の認証の材料を積極的に使用しています。

マルティナ・ゲブハルト/ ハンドローション(手元用乳液)

マルティナ・ゲブハルト/ ハンドローション(手元用乳液)

原料について
水、ヒマワリ種子油**、カミツレ花エキス**、セイヨウノコギリソウ葉エキス**、セイヨウニワトコエキス**、ダマスクバラ花水**、セタノール(ココナッツ油、オリーブ油由来)、セテアリルアルコール(ココナッツ油由来)、セテアリル硫酸Na(パーム油またはココナッツ油由来)、香料**(エッセンシャルオイル)
**demeter、*bio
*はbioあるいは野生、**はdemeter

マルティナ社らしい正直な成分表にはいつも感嘆します。日本の成分表では「〜由来」まで記載する必要がなく、逆に必要ないから曖昧でごまかしの利く箇所でもあります。マルティナ社ほど”中身”がわかる製品を作っているところは本当に珍しいです。
例えば上記の成分の中で、毒性が懸念されるものは界面活性剤として使われる「セテアリル硫酸Na」と、香りづけの「香料」ですが、どちらも自然由来のものを使用していることがしっかり明記されています。敏感肌の人や肌がデリケートな人からすると、とても親切な表記です。

使用感をレビュー

プッシュ式の容器は首を回すことでロックできるので、透明のキャップもありますが、より衛生的です。乳白色のやわらかいクリームは肌馴染みがよく、ベタつきがありません。少々ヲタクな内容になりますが、セタノールとセテアリルアルコールは高級アルコールとされ、赤ちゃん用化粧品や男性用だとアウターシェービングローションなどに使用されている成分です。どちらもベタつきが少なく、サラついた使用感が特徴です。

香りはオレンジの爽やかさと、自然なバラの香りにカミツレの甘い香りが混ざり、とっても上品にまとまっています。ケミカル特有の強い香りではなく、ほのかに香る”癒し”のための香りです。

使い方
適量を手に取り、手のひらの体温を使って、手を洗うように馴染ませます。次に手首、指と関節、手の甲へと順々に馴染ませていきます。男性の手は日常的に重いバッグを持ったりしているので、ガサついていたり、乾燥していることが多いので、入念に行ってください。特に爪のまわりは入念に!女性のようにネイルケアをしていれば別ですが、爪への栄養や保湿が足りていないと、ささくれの原因にもなります。意外と女性は男性の手先を見ています!

左が使用前。右が使用後。
ささくれが治り、爪の血色がよくなりました。手を洗ったあとや、入浴後に使用するのがオススメです。持ち運びサイズなのでカバンの中に忍ばせておいたり、キッチンや洗面台の常駐しておくと便利です。

購入するなら正規代理店で
個人輸入も手段としてありますが、配送中の温度管理はしてくれません。当たり前のことですが、せっかく良い商品でも適正な保存がされていなければ意味がありません。日本では株式会社おもちゃ箱が正規代理店となっていますので、ご購入のさいは下記公式オンラインストアがオススメです。

公式オンラインストア
https://www.omochabako-webstore.jp

マルティナ ハンドローション (手元用乳液)
100ml / 2,916円(税込)
https://www.omochabako-webstore.jp/products/detail.php?product_id=2888

文 写真 / RYO KANEKO