マイルのプロ直伝 Part 1┃ヨーロッパ好きならタイ国際航空が絶対にオススメ

縁あって年に1回は必ずパリに遊びに行く筆者ですが、実は飛行機が大の苦手です。チェックインの時間を考えるだけでお腹が痛くなりますし、大行列に並ぶのもストレス。せっかく日々のストレスを癒しに行くなら、できるだけ快適に過ごしたいですよね。

そんなお悩みを抱いている方は私だけではないはず!今回は年に4回以上ヨーロッパと日本を行き来しているマイルのプロの直伝、ヨーロッパ好きに是非オススメしたい航空会社「タイ国際航空」の魅力を2回に渡ってご紹介します!

優先チェックイン+優先搭乗+優先ハンドリングでストレス軽減!

冒頭でも述べました私の最大のストレスである「時間を気にする」こと。バケーションシーズンなどは出発の2時間前に空港に着いたとしても、搭乗ギリギリになってしまうこともしばしば。

そんなとき思うのが「もしビジネスクラスだったら、どんなに楽だろう……」と。ビジネスクラスは横になれるシートが用意されるだけではありません。チェックインのときは、エコノミークラスとは別のレーンが用意されており、優先的に案内してもらえます。

搭乗するときだって1番先に案内されるのはファーストクラスとビジネスクラスの人からです。さらに目的地に着いたとき、預け荷物が出てくるのもエコノミークラスの人より優先されます。

ビジネスクラスの人はエコノミークラスのチケットの2倍以上の価格を払っているのだから、当然の権利といっても仕方がないのですが、もしエコノミークラスでもビジネスクラスの特権である「優先チェックイン+優先搭乗+優先ハンドリング」が利用できるとしたら、どうでしょう?

実はそれを可能にする方法があります!

ゴールドステータスでビジネスクラス級のサービスが利用できる

各航空会社は利用頻度の多いお客様や、マイルをたくさん持っているお客さんにはステータスを付与しており、同じエコノミークラスの航空券を購入したとしても、利用できるサービスが異なります。

例えば先に説明した「優先チェックイン+優先搭乗+優先ハンドリング」もそのひとつで、タイ国際航空のマイレージプログラム「ロイヤルオーキッドプラス」のゴールドステータスになると、エコノミークラスでもビジネスクラスと同様に「優先チェックイン+優先搭乗+優先ハンドリング」を利用することが可能です。

他の航空会社も同様のステータスを用意しているので、タイ国際航空だけ特別というわけではありませんが、多くのマイルのプロ達はあえてタイ国際航空を選んで利用しています。その理由は、ゴールドステータスの条件が比較的簡単に設けられているからです。

ロイヤルオーキッドプラスのゴールドステータス

一般的にゴールドステータスになるには、毎週のように海外に渡航していないとなることができないとされています。仕事などで出張が多い人なら可能かもしれませんが、多くの人は、よほどお金持ちが、よほど時間に余裕がある人でないとほとんど不可能といっても過言でありません。

しかしロイヤルオーキッドプラスのゴールドステータスは以下の条件の1つでも満たせばゴールドステータスになることが可能です。
1 12ヶ月間に50,000Qマイル獲得
2 24か月間に80,000Qマイル獲得
3 12ヶ月間にタイ国際航空運航国際線に40セクター以上搭乗

※「Q」マイルとは実飛行マイルと呼ばれ、ステータス獲得のためにカウントされるマイルです。なのでクレジットカードで貯めたマイルなどは、ステータス獲得の条件となるマイルとしてカウントされません。

3に関してはほとんど不可能に近いので割愛させていただきますが、1と2は「ヨーロッパ好きの方」なら比較的簡単に条件を満たすことができます。

ストップオーバーを利用してヨーロッパへ行くべし

東京-パリ間で飛んだ場合、マイルは片道6,194Qマイル、往復で12,388Qマイル貯まります。ゴールドステータスの条件50,000Qマイルをクリアするためには、残念ながら4回の渡航(49,552Qマイル)では少しだけ足りません。

しかし、バンコクを挟んでパリへ行った場合はどうでしょう。東京-バンコク-パリだと片道8,727Qマイル、往復で17,454Qマイルとその差は5,066Qマイル(100%積算対象航空券の場合)!これなら3回の渡航(52,363Qマイル)で、ゴールドステータスの条件50,000Qマイルを達成することができます。

さらにストップオーバー制度により、バンコクに一度降りて観光することも可能です。通常ストップオーバーは1〜2万円ほどかかる場合が多いのですが、タイ国際航空ならバンコクは無料でストップオーバー可能です。(※キャンペーン価格の場合は有料の場合もあり。)

一度バンコクでマッサージをして体をリラックスしてから、パリ観光に備えるなんてこともできてしまいます。

ちょっとモリモリになってしまいましたが、追いついてこれていますでしょうか。次回もタイ国際航空の魅力とロイヤルオーキッドプラスのゴールドステータスについて追求していきたいと思います。

Beauty Museum(ビューティー・ミュージアム)Writer / Ryo Kaneko

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