2050年|サイボーグになったあなたは「恋」できますか?

|Ryo Kaneko

最近テレビで話題の都市伝説ですが、2050年には人工知能が遥かに人間のレベルを越え、人間の頭では解決できなかった問題が次々解明されていくそうです。記憶はデータかされ、勉強をしなくても必要な知識はインストールできる。さらに病気という概念がなくなり、もしかしたら細胞までもが全てクローンで再生でき、不老不死も夢じゃない。もしかしたら脳だけ残して、身体はサイボーグということもあるかもしれませんが。

先日友人と話していたことなのですが、2050年、不死の身体を手に入れ、電脳化できたなら、結婚や恋愛、はたまたセックスはどうなるんでしょうか。「なんでも可能」を前提に話を進めると、脳を残して身体を入れ替えることが出来るのなら、整形手術なんて面倒なことをしなくても、理想の顔・身体を手に入れることができるのですから、全員がイケメン、美女になってしまいます。それに人工知能という私たちより、よっぽど「できた」脳の持ち主がいるのなら、私の理想の彼・彼女になってもらうことも可能なんじゃないでしょうか。

ということは、結婚と恋愛の話だけすると、誰でも理想の人、もしくわ人工知能ロボットと結ばれることができるので、相手には困らないはず。なんなら理想の相手を探すより、作ってしまった方が簡単なのでは……?

そしてセックスについて。これもどうとでもなります。巨根でも豊乳でもどんとこいです。もしかしたら身体なんて必要なく、全ては脳内で行われるのではないでしょうか。既にVRを使ったアダルトコンテンツがあるぐらいですから、2050年にはよりリアルに、現実に近い形で実現するでしょう。

さて、なんでも出来るを仮定に問題を解決してしまいましたが、なんか詰まらないような、呆気ないような、虚無感だけが残ってしまいました。ここまで「できる」ことが多いと、全てに興味がなくなってしまい、現代の最大の面白話題「恋バナ」や「下ネタ」ですら価値のない不毛なものと成り下がってしまいます。2050年、残るものってなんなんでしょう。何が重要とされるんでしょう。

ここまで第三者目線で話を進めてきましたが、実際自分に置き換えると、何でもできるって詰まらないように感じます。何でもできるが当たり前、みんな同じ、データの世界……。生きる意味ってなんでしょう。2050年サイボーグになった未来は、人々がどんどん孤立していく世界を想像する筆者なのでした。

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