●第5回『結婚の学校』●夫婦問題 セックスレスに陥るターニングポイントを回避せよ!

|Akemi Masuda

一般社団法人日本婚活教育協会 認定講師の増田朱美です。今回でこの連載も5回目となります。前回は夫婦問題カウンセラーとして、夫婦問題・離婚問題相談室リボーンにて夫婦の悩みにお答えしている今枝朱美さんと男性の性や今話題になっている膣内射精障害のお話をしました。
今枝さんは婚活や独身者だけではなく結婚後のサポートこそ必要なことを伝えているカウンセラーの一人。最近では「こどもから大人まで性のステキを聞ける学べるプロジェクト」を立ち上げ、助産師や看護師の相談員にも加わってもらい、生まれてから最後の時を迎えるまでの性について、各期に分けてその時期に必要な性の知識について講座などもしています。今回もそんな今枝さんとの対談形式でお届けします。
今回のテーマは離婚の原因にもなる“セックスレス”についてです。

増田:一般的に夫婦問題としてどんなご相談が多いのですか?
今枝:夫婦関係の修復のご相談がほとんどで、「パートナーに突然離婚してほしいと言われたが離婚したくないのでどうしたらいいのでしょうか?」や、「妻が毎日不機嫌で口をきいてくれないので辛い。どうしたらいいのかわからないので助けてください。」といったご相談が多いです。
増田:まずはそういうことを相談する場所があってよかったのですね。それから男性からの相談があることにも少し驚きです。
今枝:男性からのご相談も多いですよ。
増田:性に関するご相談はどうでしょうか?
今枝:性に関する悩みは様々ですが、特にセックスレスの悩みは夫婦問題で相談に来られる人の共通の悩みでもあります。最初からセックスレスでご相談の来られる方は少ないですが、話を深くお聞きしていくとご相談の来られる9割のご夫婦がセックスレスというアンケート結果も出ました。
増田:9割もですか!でも確かに、揉めている夫婦なのですから当然と言えば当然ですよね。
今枝:はい。でも、喧嘩したからセックスレスになったのではなく、末子を妊娠してからずっと、10年以上セックスレスというご夫婦も多くいらっしゃいます。
増田:なるほど。女性は妊娠すると体型も気持ちも変化していきますからね。
今枝:男性は身体に何も変化がないので、女性の変化についていくのはなかなか難しいですね。
増田:不妊治療なども原因にあるのですか?
今枝:それもありますね。男性は性に対して能動的ですから、女性から「この日に!」と決められると途端に難しくなってしまいます。
増田:以前ドラマでも話題になっていましたが、「今日が排卵日、SEXして!」はなかなか難しいですよね。片方だけの気持ちではうまくいかない。子どもを授かりたいという二人の気持ちが強ければいいのかもしれませんが。
今枝:そうですね。ただその場合、子どもを授かるまでは何とか頑張りますが、そんなに頑張って授かった子どもに何かあってはいけないと、妊娠中はセックスレスとなり、出産後は子育てで大変な妻はそれどころではなく、気付いたら妊活中のことがトラウマとなり男性ができなくなってしまう場合もあります。
増田:そうなんですね。確かに女性は子どもができたら自分の分身と思って、男性と違い全身全霊を子どもに注いでしまいがちです。では、セックスレスにならないためにはどうしたらいいのですか?
今枝:妊娠中の体調は人それぞれ違うので一概には言えませんが、挿入にこだわらないセックスを夫婦で考えることも必要ですよね。
増田:確かに!女性はギュッと抱きしめてくれるだけでいい時や頭なでなでだけでも気持ちが落ち着いて男性のことが大好きになります。甘えさせてくれる環境が必要。
今枝:妊娠中はつわりが辛くそれどころではない場合もあれば、性欲の増す女性もいます。
増田:女性もみんな違う状況だから、自分の気持ちをきちんと男性に伝えることも大切ですね。男性は言わないとわかってくれない。
今枝:男性は出産後、頑張ってくれた妻と無事生まれてきてくれた赤ちゃんに感謝し、夫は妻の心と身体のフォローに重点を置き、育児に積極的に参加してほしいです。ホルモンバランスが急に変化する妻に、夫が子育ての敵ではなく味方だと認識されることが重要です。
増田:敵ですか?(笑)男性の皆さん、敵にならないように気をつけて。

今枝:赤ちゃんを通じて愛情を確認しあうことができれば、妻の身体の回復とともにセックスも自然に再開するご夫婦が多いように思います。産後の妻にどのように寄り添うことができるかが、その後の分かれ道となるポイントですね。
増田:結婚って恋愛と違い、家族というチームを作っていくことだと思っていますから結婚はゴールではなく、スタート!その‟チーム家族”になる為にもお互いを思いやり、協力していくことは本当に大切。女性の生態を知っていると問題が起きても解決していくことができる。
今枝:そうですね。相互に理解し合うこと、これがよい‟チーム家族“を長く継続させることの秘訣です。
増田:夫婦の関係が冷めきってしまう前に専門家に相談するのも解決策のひとつ。もしも行き詰ったら、「リボーン」や「結婚の学校」の扉を開けて欲しいですね。

★一般社団法人日本婚活教育協会
http://petersburg.jp/
★nagoya 東山サロン
http://www.higashiyama-salon.com/index.html

【増田朱美profile】
日本ブライダル連盟 認定仲人
女性限定結婚相談所 nagoya 東山サロン
一般社団法人日本婚活教育協会 認定講師
一般社団法人ブライダルアライアンス東海 理事
特定非営利活動法人 日本結婚教育協会 認定結婚教育サポーター

【今枝朱美profile】
夫婦問題・離婚問題相談室「リボーン」代表
http://www.fuufumondai.com/
NPO法人日本結婚教育協会認定
結婚教育相談員
愛知支部 支部長
日本性科学会会員

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