結婚の学校、婚活教育コーチの増田朱美です。前回お伝えした、恋愛成就に欠かせない「ほう・れん・そう」を実践していますか?
●ほう(方法)はお相手に寄り添った言い方やタイミング、方法を使うこと。
●れん(お礼)は共有した時間への感謝。
●そう(想う)はお相手のことを最優先に考える気持ち。
今年の7月末のこと、婚活を一年以上しているけど、お見合いをしてもお断りの連続、うまく話ができなくて落ち込んでいる男性にお会いしました。私は婚活のコツをアドバイスし、どうしてうまくいかないのかを分析しお伝えしました。するとなんということでしょう!今まではお見合いをしてもお断りばかりだったのに、お見合いがうまくいくようになり、どの女性にしようか迷うほどになったのです。これは、たった30日間の変化です。
人生の中で30日間、真剣に婚活や人に向き合うと大きな変化がやってきます。ご本人の気持ちの変化が一番必要なことですが、うまくいった一番の要因は、お見合いのことや迷っている気持ちなどの進捗状況を、いつも私に報告してくれていたのです。人に「ほう・れん・そう」をすることはアウトプットをすること。自分の気持ちや考えを人に伝える、報告することで冷静に分析できたおかで、女性にもその「ほう・れん・そう」が自然にできていったのでした。その男性の結婚はもう近いと思います。
「ほう・れん・そう」と同じくもう一つとても大切なことは「褒める」こと。人を褒めることは、実は結構難しいことです。相手のダメなところを突っ込んだり、悪口はすぐに口からでできますが、相手のいいところ見つけたり気付いたりすることは日々やっていないとできないことなのです。特に初対面の時こそ、「褒める」技術が必要です。初対面で褒められたら、嬉しいですよね。
女性を褒めるポイントは直接的なことより、小物から褒めるとうまくいきます。例えば、「×肌きれいですね。×胸元素敵ですね。×足細いですね。」と、直接的なことや身体の部分を褒められると、「どこ見てんのよーーー!」となり、褒められた感があまりありません。しかし、小物にフォーカスするとどうでしょう……「○かわいいイヤリングですね。○服とバックのセンスいいですね。○靴、おしゃれ!」なんて言われると、悪い気持ちになる女性はあまりいません。小物はなくてもいいけれど、敢えて身に着けているということは、その女性はその小物を気に入っているから身に着けているのです。
もちろん、小物だけ?と思われてもいけないので、素直に「小物も可愛いけど、○○さんの方が可愛い」なんて言えたら100点ですね。
「褒める」=「認める」ということ。褒められるということは、自分を認めてもらえたという“承認欲求”が満たされて、人は認めてくれた人のことは悪く思わなくなるのです。
しかし、この時に褒めているつもりでも気を付けなくてはいけないのが、上から目線や評論家のようになると、褒めたことになりません。人を気持ちよく褒める為には日々練習が必要です。
私の日常での練習は、電車に乗っている時に真向かいに座っている人達を右から順番に心の中で褒めること。なかなか褒めるところがない人は苦戦します。しかしその場合、よく相手を観察するようになります。悪く見るのではなく、少しでもいいところをみつけようと必死になります。そしてこれがいい練習となり、リアルな相手が現われた場合に役に立ちます。
相手に興味が沸き、少しでもいいところを見つけることができるようになったら、次のステップは声に出して相手を褒める事。この繰り返しです。初対面では難しくても仲良しの友人や職場の同僚を褒めることは日々できます。練習のチャンスは日常にあります。
仲人仲間のSさんは「あけみさん、髪切った?かわいい」「バックいいね、どこで買ったの?」といつも第一声は褒めてくれます。だから会うのも楽しみだし、私はSさんが大好きです。
職場の人間関係や恋人とうまくいかない人は、一度相手を受け入れて褒めてみましょう。イヤな人ほど褒めてみると関係性が変わってきます。
「褒める」ことも実践練習が必要です。自分一人では実践練習ができないと思う方、今や恋愛はお金を払って学ぶ時代になりました。恋愛がうまくいく方法を『結婚の学校』で学んでみませんか?
次回は「なぜうまくいかないか?男脳と女脳の関係」です。どうぞお楽しみに!
★一般社団法人日本婚活教育協会
http://petersburg.jp/
★nagoya 東山サロン
http://www.higashiyama-salon.com/index.html
【増田朱美profile】
日本ブライダル連盟 認定仲人
女性限定結婚相談所 nagoya 東山サロン
一般社団法人日本婚活教育協会 認定講師
一般社団法人ブライダルアライアンス東海 理事
特定非営利活動法人 日本結婚教育協会 認定結婚教育サポーター