こんにちは 先生のための結婚相談所 婚活講師のますだあけみです。
最近、芸能界では薬物関係で次々と逮捕されるニュースを聞くと驚きと疑問が錯綜します。芸能界という誰もが羨む華やかな世界で、仕事は順調、作品は評価され、なによりもイケメンや美人でいい演技もしていてもなぜ薬物に手をだしてしまうのか……。
また最近話題になっている映画「ジョーカー」。バットマンの悪役として知られるジョーカーの誕生ストーリー。
私自身、映画「バットマン」を見たことがなかったのとアメコミもあまり興味なかったのですが、ジョーカーを見てすごく考えさせられる映画だったのです。
まだ上映中でネタバレするといけないので、詳しい内容は控えますが、薬物に手を出すことも、悪へ変貌していくことも共通するのは「孤独」なんだと痛感したのでした。
色々な状況や原因はあるにしても、根底にあるのは何をしていても満たされない気持ちと寂しさ、誰にもわかってもらえない「孤独」感があると人は善悪も良心もなくなっていく傾向があるんだと改めて気付きました。
結婚しても「独り」の時間は必要
婚活の現場にいると、よく聞くセリフがあります。結婚したいけど「独り」が気楽、「独り」の時間が好き、「独り」の時間がなくなるなら結婚しなくてもいいと独身男女は言います。
しかし結婚したからと、いつも二人で行動しないとダメな訳じゃないと思うし、結婚したら“一人の時間”も全く無くなる訳ではありません。
結婚しても「独り」の時間は必要であり、独りの時間が無くなると思うのは独身の方々の勝手な固定概念なのかもしれません。「独り」が好きと言いながら、週末は友人と予定をびっちり入れている人、オンラインゲームで繋がっている人、SNSで自分のことをどう評価されているかいつも気にしている人、本当に「独り」がすきなのでしょうか?
人は繋がりがないと寂しい生き物だと思います。一番辛いことは結婚して、いや好きな人と一緒にいるのに一人の時間が無いことよりも二人でいるのに「孤独」を感じる時だと思うのです。
思う通りにならないのが人生。人生は修行!
先日、京都嵐山を散策してきました。今回どうしても行きたかったお寺 妙徳山華厳寺、通称「鈴虫寺」ご存知ですか? 一年中鈴虫が鳴いていて、わらじを履いたお地蔵さまが願い事を一つ叶えてくれるというお寺なのです。
20年ほど前、会社の同僚から鈴虫寺のお札をもらい願掛けして本当に願い事が叶い、ずっと御礼参りをしたかったお寺でした。このお寺は毎日お師さんが説法をしてくれます。訪れた日も多くの老若男女が話に耳を傾けていました。
この日のお師さんからの話は名句「楓葉経霜紅(ふうようはしもをへてくれない)」意味は
「楓の葉は霜の降り始める晩秋から初冬にかけて一段と紅葉し、鮮やかさが増す。人間も厳しい環境に耐えて苦労を重ね、克己してきた人ほど、人間性が磨かれ、人間としての深みが増し、年輪を重ねた味わいが感じられる」
この句のように秋の紅葉が美しいのは寒さがあってのこと、人間もこの自然の成り立ちのように、辛いことを経験した人は人間として深みがある人になるというお話でした。とは言え、なかなか苦しみを好んで経験したい人はいないと思います。
仏教の教えにある生病老死は「四苦」と言い、人として避けることのできない苦しみがあるとされています。生きる苦しみ、病む苦しみ、老いる苦しみ、死ぬ苦しみ。これはどんな権威を持っている人でも、収入がある人でも、大好きな家族でもみんなこの苦しみはあります。
思う通りにならないのが人生。人生は修行だとも言います。
孤独と独りは違う
毎日毎日仕事が大変で辛い方、友人や恋人、家族とうまくいってない方、こんなに頑張っているのに報われないと思う方、病気で苦しんでいる方、苦しみがあなたを試してきているのかもしれません。そんな時に相談できる人はいますか? 少し話を聞いてもらえる人はいますか?
どうか「孤独」にならないでください。
“婚活”のお悩み相談でしたらいつでも受付します。また悩みは尽きないけど、対処方法がわかれば今後の人生が豊かになります。対処方法として「仮面心理学」をおすすめしています。
この「仮面心理学」は魔法の杖のような役割をしてくれます。顔のパーツをみて自分と人との違いを知るとストレスがあら不思議、笑いへと変わります。生年月日も星座も血液型も必要ありません。顔を見ることで人の感情や傾向がわかってくるのです。
上司や職場で孤立している方、恋人とケンカが多い方、家族とうまくかみ合わない方、顔のパーツを見ることでストレスを笑いに変えましょう。
「仮面心理学」の詳細はまた来月お話します。お楽しみに。
【増田朱美profile】
一般社団法人ブライダルアライアンス東海 理事
先生のための結婚相談所 婚活講師
★nagoya 東山サロン
http://www.higashiyama-salon.com/index.html