私はフリーランスで主にwritingやPRに関わる仕事をしている。フリーランスというと、さまざまな人に出会うと思われがちなのだが、実は人との出会いは極めて少ない方で、だいたいにおいて、1つの仕事が終わると、はい、解散。またご縁があればご一緒しましょう、という感じが殆どで、何となく繋がってはいるものの、毎日オフィスで会うこともないので、こってりとした人間同士のつき合いには殆ど発展しない。
そんな私がめずらしくここ1、2年、かなりこってりと一緒に仕事をしているのが、RYOこと、金子良と、TAKAこと、福田貴幸だ。
ちなみに私は彼らのことを良さん、福田っちと呼んでいる。
本サイトのライター一覧にも名を連ねているので、ぜひプロフィールをチエックして頂きたい。
向かって左がRYOこと、金子良。右が、TAKAこと、福田貴幸。
さて、この良さんと福田っち、かなりセンスがいい。そして仕事が早い!初めて出会った時から、なんか面白いことをしでかしそうなコンビだなと私は思っていたのだが、まさか、こんなに早くそんな日がやってくるとは正直思っていなかった。
そうなのだ、なんとこの度、OXO主催で開催されたコンテスト、「みんな大好き、おうちの定番レシピ」にて、この2人の著書、『STOC RECIPE Kindle版』が審査員特別賞を受賞した。もしかしたら私にとって今年一番嬉しいニュースかもしれない。
おめでとう!良さん、福田っち。(料理の材料を揃えるところから全て、1日でこの本を仕上げたというのは、ここだけの話……。)
★受賞の発表など、詳しくは下記amazonのサイトをご覧ください。本のご購入も可能です。
https://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=5618884051
【内容紹介】
東京の一人暮らしは大変だ。家賃は高いし、部屋も狭い。一部の人を除いては朝から晩まで仕事漬け。食生活なんて気にもとめられない。朝起きたらコンビニでパンを買い、お昼はサンドイッチをかじりながらパソコンを見つめる。仕事が終わり、家についたらシャワーを浴びてベッドに横たわるだけ……。そんな生活をしていたら、ある日身体を壊した。血尿がでたのだ。医者の言うところによるとストレスが原因らしいが、私は「食生活」も原因のひとつだと思う。コンビニは便利だが栄養管理まではしてくれない。じわじわと身体にしわ寄せがきたのだ。そこで私は自炊をしてみようと思った。無理のない範囲で。仕事や部屋は変えられない。だから「一人暮らしでも作れる料理」を作ることにした。食材は保存が効くもの、生鮮野菜は根菜や玉ねぎといった痛みにくいもの、10分以内で作れて、美味しいものを。時間をかけて良い食材を使えば美味しいものは誰でも作れる。しかし、短時間で”ストック”がきく食材から美味しいものを作るのは簡単ではない。プロの料理人でも美食家でもないが、東京生活7年の筆者が考えた、リアルな一人暮らしのレシピを紹介することとする。]
<2人への追伸>
覚えていますか?あれは今年の春のこと。私が2人を巻き込んだ、とある企画のプレゼンが上手く運ばず、辛酸をなめる結果に至ったあの日のことを。私は本当に悔しくて、あの晩一人、枕を濡らし、暫く悶々とした日々を過ごしたのですよ。そしてそんな気持ちをよそに、あなた達2人は、「気分転換に、ちょっと旅に出ま~す」と言い残し、数日後には、パリ~リスボン~ベルリンへ1カ月も旅に出て行った。そして私はあの時、こいつらただもんじゃねぇと思ったのですよ。そう、こいつら仕事舐めてるってね。(笑)
本当に面白いコンビ。そして、とてもいい仕事をします。ビューティーミュージアム読者の皆さま、どうぞお見知り置きの程、宜しくお願い致します。2人への仕事のご依頼はこちらから。