あなたは今、恋愛や結婚について悩んでいませんか?
『Beauty Museum』の沢山の読者の皆さんの中には、もしかしたら恋愛や結婚について真剣に悩んでいる人がいるかもしれませんね。いや、もしかしたらではなく、きっと悩んでいる人がいると思います。
本連載では、そんな恋愛や結婚について悩める人たちに向け、私、仲人歴4年の増田朱美が、毎回役に立つ情報を発信してまいります。どうぞ宜しくお願い致します。
早速ですが、まずは恋愛と結婚の現状について少しお話しておきましょう。読者の中には、平成初期のバブルを経験した男性もきっといらっしゃることでしょう。時代は今、若い時にバブルを経験、高級外車を乗り回し、雑誌ポパイを片手におしゃれはマスト、流行のレストランはインプット、ナンパしてフラれた数が男の勲章なんていう時を生き抜いた皆さんには考えられない時代に突入しています。そうです、結婚も恋愛も時代の変化とともに激変しました。
今は“草食系男子”を通り越し、“絶食系男子”と言われている時代です。無駄な行動は起こさナイ、自分にしかお金を使わナイ、異性とつき合ったことがナイ、ナイナイ尽くしの若者たち……。
そして、女性の結婚の条件も時代とともに変化して行きました。「三高(高身長・高学歴・高収入)」は望めないと悟った女性たちは「三平(平均的収入・平凡な外見・平穏な性格)」を結婚の条件に掲げ、普通の男性が一番の条件と一時はなりました。しかし現在は、その普通も難しいと悟った女性たち。結婚の条件は「四低(低姿勢・低依存・低リスク・低燃費)」に変化。女性に対して威張らず、家事を頼らず、リストラされない、節約をできる男性がベストな条件となっています。
これを聞いて「今の男はどうなっているんだ!」と怒りの気持ちを持つ人もいるかもしれませんね。でも、これが現実なのです。後輩や部下に思いあたる人はいませんか?これはゆとり世代と関係なく、親子関係や過去の恋愛に傷を負った人が陥りやすく、また失敗を必要以上に恐れ、否定されることを嫌うことが大きな原因だとも言われています。
余談ですが、仕事のシーンでも、このタイプの人に何を言っても逆にパワハラだと敬遠され、行動することをすすめても動いてくれません。そして仕事がデキる人ならいいのですが、このタイプは「ほう・れん・そう」がなく仕事のデキがぱっとしません。
ご存知でしょうか?そんな迷える男性の為に『結婚の学校』という結婚するために必要なスキルを授業形式で学ぶ日本初の学校があります。『結婚の学校』は、課題が出され、実践を重視し「絶対に結婚したい!」を応援してくれる学校です。男子は男子校で女子は女子校で学び共学はありません。
今や恋愛はお金を払って学ぶ時代になりました。受験を目指すなら学習塾、資格を取りたいなら専門のスクール、餅は餅屋に任せることがうまくいくコツです。いきなり本校に入学する前に自分の悩みを解決してくれる「体験スクール」も日本各地で開催しています。
私は仲人をする傍ら、「結婚の学校」講師第一期生として認定され、名古屋にて女子校を開校しています。
あなたの精子は生き残れるか?
さて、仲人をしていると「子どもが欲しいから結婚をしたい」という人たちがいます。もちろん、理由のひとつがそこにあることを否定はしません。神秘的な人間の誕生。男と女。DNAからの情報を頼りに、染色体Xは女性、染色体Yは男性と書き込みされて男女が決定されると言われています。女性の遺伝子Xは書き込みが何度も補えるようになっています。しかし、男性の染色体Yは、もしかしたら今後消える可能も出てきたと「Nature」でY染色体退化滅亡説が発表されました。一体何が起こっているのでしょうか?コピーした紙を何度も印刷しているとだんだん掠れたり、字が潰れたりしていく。この状態がミスコピーの基になって行きます。これと同じようなことがY染色体に起きているというのです。何度も書き込みされたY染色体はミスを起こしやすく、劣化したY染色体は本当にいつか消えてしまうのでしょうか?そんなことを考えると少し怖くなります。
1964年(昭和39年) 東京オリンピックの年を境にお見合い結婚と恋愛結婚の割合が逆転しました。それまでは、年頃になるとお節介上司やおばさま方が異性を紹介してくれて、断ることもできないので殆どの人が結婚出来る時代でした。しかし、恋愛結婚の場合は自力でまず出会う事から始まり、出会ってデートしないと先に進まず、ここで競争が始まります。つまり、恋愛上手にならないと結婚できないのです。よく言われる、「結婚できる人は何回もできて、出来ない人は一度も結婚できないまま生涯独身で終わる説」というのがこれです。つまり、恋愛下手が結婚出来ない理由ということです。
ここからはちょっと耳の痛い現実のお話……。Y染色体がなくなる可能もあるという前段がありましたが、その前にまず、このままではあなたの子孫を残してもらえる人と出会えない可能性だって大きいという現実を知って下さい。仲人をしているとわかるのですが、男性は40代になるまで楽観視しています。女性のように子供が産めるタイムリミットがない。40代を過ぎ、周りが結婚していくのに少し焦りだす。ここから結婚できないスパイラルに陥ります。40代なのに急に本能で子供が欲しくなり30代前半の女性との出会いを希望する。「細身で、多少綺麗で、若ければ若いほどいい」などと勝手な条件を出してくる。残念ながらあなたが福山雅治かお笑いのセンスでもあればその条件のままでもいいかもしれません。でも、大して面白くない人は先ず選んでもらえないでしょう。
「焦る、条件を変えない、何とかなると思い込み、気が付くと40代後半になって困っている男性」をこの4年間嫌というほど見てきました。私は4年前に女性限定結婚相談所( nagoya 東山サロン )を開業し、成婚率10%と言われる相談所の中で成婚率80%をだしている仲人です。この『Beauty Museum』の連載では、女性の気持ちを少しでも知っていただけるように、独身の人だけでなく、結婚したけどうまくいってない人の参考にもなるような記事を書いて行こうと思っています。
「いつかは結婚して子孫を残したい」そう思っていたとしても、もしかしたら、あなたが思うほど残された時間は長くないかもしれません。
『結婚の学校』のドアを開けてみませんか。
それでは、第一回はこの辺で。
★一般社団法人日本婚活教育協
http://petersburg.jp/
★nagoya 東山サロン
http://www.higashiyama-salon.com/index.html
増田朱美
日本ブライダル連盟 認定仲人
女性限定結婚相談所 nagoya 東山サロン
一般社団法人日本婚活教育協会 認定講師
一般社団法人ブライダルアライアンス東海 理事
特定非営利活動法人 日本結婚教育協会 認定結婚教育サポーター