女性用のバッグは多様なデザインに加え、様々な大きさのものがあり、どれにしようか迷ってしまうぐらい選択肢があるのに、男性用となると数が限られてしまう。代わり映えのしない、いわゆるビジネスバッグに飽き飽きしている男性も多いのではないでしょうか。男性用バッグの難しいところは、あまり見慣れないデザインや鮮やかな色合いというだけで、ビジネス向きではないと思われてしまうところです。最近ではバックパックもOKという風潮が定着してきましたが、それでもまだまだ女性のように選択肢は多くありません。
イギリスのランドセル「サッチェルバッグ」
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そこでオススメしたいのがサッチェルバッグです。ショルダータイプに主にレザーが用いられるサッチェルバッグはクラシックな趣きと、シンプルなデザイン性からビジネスシーンでも問題なく対応できます。少しフォーマルなシーンの場合はハンドルが付いているものを選び、肩掛けしないで手で持てば大丈夫!それにサッチェルバッグはもともとイギリスの伝統的な通学用鞄なので、上司に文句言われても、ちゃんと説明できる歴史的背景もあります。
利便性に優れたデザイン
サッチェルバッグの素晴らしい点は他にもあります。通学用鞄だっただけあり、大量のものを収納できるよう、マチ幅がしっかり確保されているので、かさばる荷物もきれいにまとめられます。取り出しやすい外ポケットが付いているのも特徴です。さらに分厚くしっかりとしたレザーが使われていることが多いので、PCや本など重いものを持ち歩いても問題ありません。
2大巨頭!Zatchels vs The Cambridge Satchel Company
サッチェルバッグで調べるとたどり着くのがイギリスのブランドZatchels(ザッチェルズ)と The Cambridge Satchel Company(ケンジントンサッチェルカンパニー)です。両者共に自社工場を構え、ハンドメイドで伝統的なサッチェルバッグを作っている点では一緒です。デザインやカラーバリエーション、さらに価格帯もほとんど同じです。異なる点を見つけるとしたら、カスタマイズの範囲ぐらいです。Zatchelsは名印、ストラップの長さ、フラップを便利な磁石式に変更できたりとカスタマイズが豊富。一方 The Cambridge Satchel Companyは名印サービスしかありません。
日本の通販サイトで購入すると、どちらも3万円程度で購入できます。ハンドメイドかつ輸送コストや関税などを含めると、30,000円という価格でさえとってもお値打ちに見えるのですが、実は本国での定価は約25,000円です。全世界送料無料なので、関税で数千円プラスしたとしても10%ほど安い計算です。このぐらいなら安心の日本から買うよ!と思われるかもしれませんが、本国のセール商品をみてみると30%から50%オフで販売されていますので、約12,000円から16,000円で購入できてしまいます。関税を入れたとしても20,000円でお釣りがくる計算です。難しい英語もありませんので、ネットショッピングになれている人は是非本国の公式HPから購入してみてください。
迷ったらInstagramを参考に
公式アカウントではスタイリング込みの写真が沢山投稿されています。サイズ感などもわかるので確認してみましょう。
Zatchels
日本公式HP: http://zatchels.jp
本国公式HP: https://www.zatchels.com
instagram:@zatchels_uk
The Cambridge Satchel Company
日本公式HP:なし
本国公式HP: https://www.cambridgesatchel.com
instagram:@camsatchelco
文 / RYO KANEKO
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