東京ステーションホテル~唯一無二という表現がふさわしい、文化遺産の中に佇むホテル~【読者プレゼント】

この美しい赤レンガの建物は、よく「東京の象徴」のように映し出される景色のひとつ、東京駅丸の内駅舎です。この建物は、2003年(平成15年)に国の重要文化財に指定され、その後2007年(平成19年)から約5年間をかけて保存と復原工事が行われ、こうして100年前の壮麗な姿に甦りました。

この駅舎の中にあるホテル、それが「東京ステーションホテル」です。

「東京ステーションホテル」は、様々な歴史的背景を経て、国内外の賓客をお迎えする名門ホテルとして1915年(大正4年)、東京駅の中に歴史の1ページを刻み始めます。

そして長い間ホテルは愛され続け、工事に伴い閉館。

時を経て、2012年に「東京ステーションホテル」は新しい物語を紡ぎ始めたのです。

100年という歴史を大切にしながら……。

今回はそんな伝統が息づくホテル、「東京ステーションホテル」を取材させて頂きました。

ホテルオリジナルグッズの読者プレゼントもございます。

ぜひ最後までお読み下さい。


松本清張、川端康成、江戸川乱歩、内田百閒など、多くの文豪家たちに愛されたホテル。

様々な人が集い、物語が生まれる東京駅。その中にある「東京ステーションホテル」には、文豪家たちにまつわる多くのエピソードが存在します。

特に知られているのは松本清張の小説『点と線』。小説の中に列車の時刻表を使ったトリックを着想したのは、松本清張が1956年(昭和31年)頃にホテルに度々滞在し、客室から見渡せたプラットフォームを見ていた際だったといわれています。

川端康成は同じく1956年に一か月ほど滞在し、小説『女であること』を執筆。同作は後に原節子主演で映画化され、しばらく映画に使われた客室の予約が殺到したといいます。

また大の鉄道好きだった随筆家の内田百閒はこのホテルを定宿に……。

江戸川乱歩は推理小説『怪人二十面相』で名探偵明智小五郎と怪人が虚々実々の駆け引きをする場面を、客室を舞台にして描きました。

東京駅という多くの人が交錯する場所。そしてホテルにもその息遣いが伝わるからこそ、多くの文豪家たちに愛されたのかもしれません。

長い廊下の両側に客室が配置。

客室は、洗練されたヨーロピアンクラシックで統一。

ここに様々な客室をご紹介させて頂きましょう。

部屋の扉を開けると、そこは東京駅だということを忘れてしまうような空間が広がっていて、都会の喧騒を忘れさせてくれます。

■メゾネット

日本のホテルではめずらしい二階建ての客室です。

下の階がリビングになっていて、階段を上がると落ち着いた設えのベッドルームになっています。

■ドームサイド

駅舎のドームに沿ってレイアウトされたこの部屋は、美しいドームレリーフを最も間近に眺めることができます。

東京駅の美しいドームレリーフ。

■パレスサイド

丸の内側に面した客室。様々なサイズがあり、3名のグループや一人旅など目的に合わせて最適な客室を選ぶことができます。

■アンバサダースイート

最上階の4階に位置し、ワンフロア―に2部屋のみしかないというプレミアム感溢れるスイートルームです。

なんとその広さは95㎡という贅沢さ。「まさか、駅舎の中にこんな空間が…」と、うっとりため息が溢れるほど素敵なお部屋です。

優雅なスペースと落ち着きのある設えの客室。
「BVLGARI」のアメニティーをご用意。

贅沢を尽くした朝食は、宿泊者だけが招かれる「使い続ける文化遺産」を象徴するゲストラウンジで。

「東京ステーションホテル」といえば、その朝食が美味しいことも有名で、何度でも食べたくなる朝食と評され、TripAdviserの「全国のホテル朝食ランキング2020」で、都内にあるホテルの中で最高位を獲得しています。

また、その料理もさることながら、ゲストラウンジ(アトリウム)で頂く朝食は、旅人の高揚感を高めてくれることでしょう。

ここは、駅舎の中央最上階に位置していて、2012年の東京ステーションホテル再開業時に屋根裏を活用して新たに生まれました。

駅舎を支えている100年前の赤レンガも一部むき出しになっていて、独特な雰囲気を醸し出しています。

ホテル内で最も広く、最大天井高9m、天窓から自然光が降り注ぐ開放感に満ちた場所で、ライブラリースペースもあり、食後にゆっくりとした時間を過ごすこともできます。

どんな旅のシチュエーションにも寄り添うホテル。

旅には様々な物語があって、ホテルはその物語をより素敵なものにするための演出家。

「東京ステーションホテル」は、記念日を祝う旅、大切な人をもてなす旅、東京という都市を存分に楽しむ旅、ホテルライフを楽しむ旅、そして、一人旅など、どんな旅であってもそこに寄り添い、最高の演出をしてくれます。

ぜひ訪れたい『Bar&Café Camellia』。そこにもこのホテルならではのStoryが。

ホテル内にあるバー「カメリア」は、戦後1951年に誕生して以来、名物バーテンダー杉本壽がオリジナルカクテル「東京駅」を生み出し、丸の内の憩の場所として多くの人たちに愛されつづけました。

そして2012年、リニューアルオープン時にランチでも利用できるカフェ&バーとして息を吹き返したのです。

バックバーには1951 年からの「 STATION HOTEL 」の切り文字ロゴが再び施され、5分早めた時計は戦後開業当時のまま……。物語がありますね。

名物料理のビーフシチューをはじめボリュームたっぷりの料理、豊富なリカーが訪れた人を楽しませてくれます。

10店のレストランとフィットネス&スパなど、充実のおもてなし。

メインダイニングのフレンチ「ブラン ルージュ」をはじめ、日本料理、鮨、焼き鳥、中華、イタリアンなど、どんなシチュエーションにも対応できるサービスが用意されています。

ホテル内、各レストランの情報はこちら。

https://www.tokyostationhotel.jp/restaurants/

ホテル内フィットネス&スパの情報はこちら。

https://www.tokyostationhotel.jp/fitnessspa/

「東京ステーションホテル」まとめ。

キーワードは「夢と浪漫と物語」。このホテルのことを知れば知るほど、そう感じずにはいられませんでした。

その場所を訪れた時、「ようやくここに来るのが似合う大人になれたのかもしれない」と、ほんの少しだけ自分を誇らしく思い、明日からの頑張りに繋がることでしょう。

ホテルとは、そして旅とは、人生に大切な栄養を与えてくれるもの。

唯一無二という表現がふさわしい「東京ステーションホテル」は、まさにそんな場所でした。

ご予約は公式サイトや各種予約サイトからお申し込み頂けます。

※新型コロナウイルスの影響により、現在、レストランなど、一部営業を休止している場合がございます。営業再開の情報など、詳しくはホテル公式サイトにてご確認下さい。

公式サイトはこちら。

https://www.tokyostationhotel.jp/

一休(予約サイト)はこちら。

https://www.ikyu.com/00001833/

【東京ステーションホテル】

TEL: 03-5220-1111

住所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1

アクセス:ホテルエントランスは、東京駅「丸の内南口」改札から南ドーム内で直結しています。

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