【エッセイ×根津孝子】 夏になると観たくなる映画『スタンドバイミー』と話題のタロット占い師「るみGOD」

残暑お見舞い申し上げます。今日は2023年8月17日。お盆休みも今週がピークですね。そろそろお仕事モードに切り替えという方も沢山いらっしゃることでしょう。

お墓参りには行かれましたか?ちなみに私の部屋には父の宅墓があるので毎日家でお墓参りをしているようなものです。なぜ宅墓なのか?については、いつか機会があったら書きたいと思いますが、結論から言うと、とてもおすすめですよ。

さて、夏休み。特にどこかへ行く予定もないので、映画でも観に行こうと、先日、話題の映画『バービー』を観に行きました。しかし正直、それは私にとってはちょっと期待外れでした……。

ただ驚いたのは、六本木の映画館はほぼ満席。映画はよく観に行きますが、満席になるなんてことはまずないですし、しかもお客さんの半分以上は外国人でした。きっと英語圏の人たちが多かったのでしょう、途中途中でどっと笑いが起こるほど大ウケしていました。

それに対し、遅れて日本語字幕を読む私は笑いのタイミングもツボもよくわからなくて、どっと笑いが起こる度に、「ん?」状態に……。

やっぱり、異国の者同士が笑いのツボを合わせるのってほんと難しいことなんだなぁと、『バービー』を観ながら、笑いのツボは万国共通ではないことをリアルに感じたのでした。

でも、同じアメリカ映画でも、少年(少女)時代の感覚や感性って、万国共通なんじゃなかろうか?と思わせる映画もありますよね。

私にとってそんな映画は、皆さまご存知、名作『スタンドバイミー』。

『スタンドバイミー』は、夏、というか夏休みになると私が観たくなるアメリカ映画の代表作です。

映画のタイトルを思い出すと同時に、勿論、聴き慣れたメロディーも頭の中を流れます。

けれども、この映画のどこがいいの?何がいいの?って問われても、「な~んか、いいんだよね……」としか答えられません。そしてきっと、そういう映画なのだろうな、とも思います。

有名な映画なので、その内容を知っている人も多いと思いますが、おそらく、少年(少女)時代の光と影、とても敏感で繊細な感情を表現している映画なのだろうとも思います。

繊細な感情やどうしようもない悩みを抱えた心を影とするならば、友達と一緒に過ごす人生にとってかけがえのない時間が光なのだろうと。

12歳の少年ならではの様々な感情が映画の中に詰まっていて、それはきっと誰もが経験し、感じたことのあるような、大人へのステップでもあり……。

夏のとある一晩の出来事を切りとった映画の中には、観る人にとって、同じストーリーは絶対にあり得ないのだけれど、映画の中にいる少年たちの感情にはきっと、多くの人が何とも言えない共感を覚えるからこそ、世代を超え、名作としてこの映画が残っているのでしょう。

自分のことを言えば、大人になると日々すぐに忘れてしまうような出来事が、少女時代を振り返った時、友達と過ごしたその時間の記憶はとても鮮明です。

『スタンドバイミー』は、今の私くらいのおじさんが、当時12歳の頃、友人達と過ごした一晩の出来事(冒険)を思い出している、というストーリーで展開します。

私にもそんなふうに今でも鮮明に思い出すことができる、少女時代に友人達と過ごしたかけがえのない時間、というのがたっぷりあって、この映画を観る度に当時を思い出し、そんな友に出会えたことや、程よい放任でのびのび育ててくれた親に対してなど、全てのことに感謝をするのです。

勿論、よくない出来事も沢山ありましたが、今となってはそれもまた必要な経験であったと思えるのです。

でも友達とはずっと一緒にはいられないし、ずっと子どもでもいられない、それぞれに違った人生があって、そうやって自らの人生を進んで行く。

でもきっとあの時一緒に過ごした沢山の時間のことを、それぞれ自分の生活を送りながら時々ですが思い出しているのだろうと思います。

私が毎年夏になると思い出すように。

そして今年の夏も私は「るみGOD」こと、るみちゃんのことを思い出していました。

話題のタロット占い師「るみGOD」は、私の少女時代、まさに『スタンドバイミー』に出てくる少年達のように、かけがえのない濃い時間を共に過ごした友。時には悩みを打ち明けたり、打ち明けられたりしながら、少女なりの知恵を互いに持ち寄っていた、そんな友達です。

ひょんなことから、「るみちゃん=るみGOD」であることを知ったのですが、占いとかスピリチュアルとかそういうものにあまり興味を持たないタイプの私も「るみGOD」だけはなんだか別。占い師の語りというより、友の語りという感覚で、YouTubeを楽しみに観ています。

何がいいの?当たるの?って問われても、「な~んか、いいんだよね……」としか答えられませんが、な~んかいいんですよ、ほんとに。

少女時代のるみちゃんが、優しくて、コツコツ頑張る努力家だったことを知っているからかもしれません。

語りをきいていると、占いもそうですが、星のこと、よく知ってるなぁと、感心してしまいます。

そもそも東京暮らしが長い私より、熊本訛りじゃないのもすごい(笑)。

ここに、YouTubeのリンクを貼るので、もしよかったら、「るみGOD」のタロット占いをどうぞ!

特に、2023年星座別の年間リーディングはおすすめです。

2023年後半の星まわりを知って、夏休み気分を切り替えるのにちょうど良いかもしれませんよ(^_-)-☆

★「るみGOD」のYouTube:https://www.youtube.com/@GOD-ff7sy/videos