受賞数250以上「カバラン ディスティラリーセレクト」プロのバーテンダー3人による評価は?

|Ryo Kaneko

台湾は宜蘭(ギーラン)。2005年から始まったウイスキーの蒸留所があるという。しかも、250以上の著名な賞を総なめにし、国際的評価も高いというのだ。ウイスキーで有名なところといえば、まっさきにイギリスやアメリカが思い浮かぶが、それは天候と上質な材料が起因している。昨今の日本のウイスキーも人気があるが、本来ウイスキーを作る上で適した環境ではないのだ。今回ご紹介するカバランもそう。カバランの蒸留所も日本と同じ、高温多湿でお世辞にもウイスキーに適した環境とは言えない。しかし、スコットランドと日本の著名なウイスキー蒸留所を見学して周り、自国の土地の特性を最大限にいかして作られた緻密な計算によるカバランのウイスキーは、今や世界中の人々の舌を唸らせるレベルまでに成長した。

今回はそんな話題のカバランのウイスキーのラインナップから、スタンダードな1本「カバラン ディスティラリーセレクト(KAVALAN DISTILLERY SELLECT)」をバーテンダーの3人に試飲してもらい、率直な意見をレビューしていきたいと思う。

バーテンダーYさん(代官山 / バーテンダー歴10年)
ウイスキー感はあるのに比較的シャープでまっすぐな味。初対面はパリッとした口当たり、後にブドウの蒸留酒、コニャック、アルマニャックを思わせるフルーティーな広がりをみせ、深みのある熟成された味わいが心地よい。

バーテンダー Jさん(中目黒 / バーテンダー歴15年)
オンザロックにすると、より味が広がり、ニートのときに飲んだピリッとした味がまろやかになる。さらに、爽やかな香りが鼻を抜け、いっそうフルーティー差が際立つ。ストレートが苦手な女性はオンザロックで一度試してもらいたい。

バーテンダー Kさん(六本木 / バーテンダー歴20年)
マッカランを思わせる上品さの中にも、すっきりとした味わいが心地よく感じられる。時間がたつと、よりまろやかに変化してくる。台湾の土地を彷彿させる唯一無二の香り。ナッツや台湾料理に合いそうな印象を受けた。

3人に試飲してもらったときに、口を揃えていっていたのが「台湾のウイスキーの評判は良い」というものだった。事実、中目黒のバーテンダーYさんのお店では、カバランがよく注文されるそうだ。飲み方や時間によって変わっていく香りや、ウイスキー初心者から玄人まで認める味わいは、今後スコッチやバーボンに並ぶスタンダードになっていくかもしれない。

お問い合わせ先
リードオフジャパン株式会社
http://www.lead-off-japan.co.jp

KAVALAN 公式HP
http://www.kavalanwhisky.com/

文 / RYO KANEKO

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