夏が終わり秋がやってきました。湿度たっぷりの不快だった夏場とはうってかわり、身体中カサカサの乾燥がひどい季節になりました。実は髪も身体と同じぐらい乾燥しています。静電気が起こったり、髪がパサパサするのは乾燥している証拠です。女性に比べて男性は脂質の分泌量が多いとされていますが、この季節の油は乾燥によるものかもしれません。
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おでこテカテカ
脂ギッシュな人は実は乾燥している
男性に多いのが夕方になると顔が油でテカテカになってしまうオイリースキンタイプ。もちろん、もともと脂質が多い体質の方もいらっしゃいますが、ほとんどの方は肌が乾燥しているのが原因だと思います。なぜなら乾燥していると、それ以上肌の水分を逃さないように油を出して保護しようとするからです。朝はお風呂上がりや洗顔のお陰で十分に肌に潤いがありますが、外にでて乾燥した外気にあたると徐々に水分が放出されてしまいます。それにより肌の水分をこれ以上逃さないため、体内から油を出すので、顔がテカテカしてくるわけです。
髪の毛がパサパサになっていませんか?
乾燥は髪の毛にも現れます。油分が含まれる整髪料を使っていれば、髪の毛がコーティングされるので、まだ乾燥にも耐えれますが、実際のところは改善にはいたりません。なぜなら髪の芯まで浸透しないからです。それにパサついた髪に整髪料をつけても、見た目はパサついたままになってしまいます。年齢とともに水分は少なくなり、髪も細く乾燥しがちになります。それは仕方がないことですが、整髪料をつける前に一手間加えるだけで、乾燥を防ぎ、見た目もしっとりする方法があるんです。
入浴後にヘアオイルを
通常、整髪料をつけるときは、入浴後に髪の毛を乾かしたあとに付ける人が多いかと思います。夏場や湿度が高いときはそれで問題ないのですが、乾燥する時期はもう一手間加えることで乾燥を防ぐことができます。方法は簡単。入浴後、髪の毛が濡れた状態でヘアオイルを馴染ませるだけです。その後はいつもどおりの手順でスタイリングしてください。そうすることで、入浴後の水分を髪の毛に閉じ込め乾燥を防ぐことができます。さらに髪の毛の質感が柔らかくなるのと、オイルによる適度な光沢が生まれるので、見た目も若々しくなります。
どんなヘアオイルがいいの?
ヘアオイルはどんなものがいいか。正直いいますと、拘ればいくらでも良いものがあるのですが、オイルとつくものでしたら何でも構いません。最悪オリーブオイルでも大丈夫。しかし、頭につけるものですので香りが少ないものを選ぶのがいいでしょう。敢えてあげるとしたら手頃で手に入りやすい無印良品のホホバオイルがオススメです。
髪の毛は肌と同じぐらい年齢がでるところ。歳は誰しもがとるもので、歳をとるのが悪いことではありません。でも年齢以上に老けてみえるのは損ですよね! パサついた髪はヘアオイルを使うだけでとっても簡単にケアできますので、是非試してみてください。
文 / RYO KANEKO