恋愛成就のパワースポット?赤坂御所のお隣『迎賓館赤坂離宮』

|Takako Nezu

東京、四ツ谷駅より徒歩7分。学習院初等科の程近くにある『迎賓館赤坂離宮』。
そこは、外国の王族や国家元首、政府のトップをお迎えした際に“おもてなし”を行う国の施設で、晩餐会などが行われた様子をテレビのニュースなどで目にしたことがあることでしょう。
日本、東京にありながら、何となく一般人には縁のない場所という雰囲気漂う『迎賓館赤坂離宮』は、入口こそ違いますが赤坂御所と隣り合った敷地内にあり、その外周は約3キロ。門外から眺めることができる煌びやかでありながらしっとりとした落ち着きのある佇まいの建物は、そこが迎賓館だと知らなかった人でも思わずシャッターを押したくなるほどフォトジェニック。
この建物は、イギリスのバッキンガム宮殿やフランスのルーブル美術館、ベルサイユ宮殿を参考に建てられ、明治以降の建造物としては初めて、平成21年に国宝に指定されています。

さて、意外に知られていないのは、『迎賓館赤坂離宮』の参観ができるということ。というのも、一般公開が通年で実施されるようになったのは約一年前、2016年の4月からのこと。まだ知らない人が多いというのもわかります。(ちなみにそれまでは、一年のうち、夏季の指定日、10日間だけが一般公開されていました。)

花鳥の間(出典:内閣府)

朝日の間(出典:内閣府)

館内は写真NGなのですが、中に入るとまず驚くのがその廊下。長く続く廊下の壁は目が覚めるほど真っ白で、その真っ白な壁にネオ・バロック調の飾り模様がびっしりと美しく施されています。その純白の壁と壁の間を歩いていると、まるで自分がイチゴになってデコレーションケーキの生クリームの中を歩いているような気持ちになります。それは、迷宮に入ってしまったような不思議な感覚さえ覚えるファンタスティックな空間です。

廊下でさえそんな感じなのですからお部屋は想像以上。特にそれぞれの部屋に施されたシャンデリアの迫力は圧巻です。中には、1つ800キロもあるものもあり、そんなに重くて大丈夫なの?と思うのですが、躯体部分に装着してあるので天井が抜ける心配も地震による心配もないのだとか。
画像でもその重厚なすばらしさが伝わってくるのですから、実物は本当に息をのむ美しさ。この浮世離れ感半端ない場所では日本人が“アメイジング”という言葉を使ってもOKな気がするほどです。

ゆっくりと館内を巡った後はお庭を散策……。
この三軒先に(※イメージですが。)には、もうすぐ正式にご婚約の発表をされるプリンセス眞子さまがお住まいになっているのかと思うと、そのお幸せに肖れるような気もしてきます。

主庭(出典:内閣府)

少し足を延ばせば、秋にはいちょう祭りで賑わう神宮外苑の銀杏並木へも徒歩圏内。
語り合いながら歩く恋人たちはどんな話をしているかって?

この場所にあっては心穏やかな会話しか聞こえてきそうにありません。。。

『迎賓館赤坂離宮』から外苑の銀杏並木のコース。
熟成した恋人同士ならこの場所でプロポーズ、ありかも?
大人が大人らしくいられる東京らしい場所であることは間違いなさそう。

文/TAKAKO NEZU

内閣府迎賓館のTwitter公式アカウントにて当日の参観予約状況が確認できます。
※現在、事前予約無しで殆どの日が参観可能です。
https://twitter.com/cao_Geihinkan

『迎賓館赤坂離宮』参観の事前予約はこちらから。
http://www8.cao.go.jp/geihinkan/koukai.html

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