世のお父さん方、毎日お仕事ご苦労様です。家族を養うため、35年ローンを完済するため、日夜身を粉にして働いていることでしょう。わたくし、男はどんな仕事でも働いている姿が1番カッコいいと思います。ごみ収集員のツナギ姿だって、サラリーマンのスーツ姿だって、一生懸命働いている人の佇まいは美しいのです。しかし、休日の姿はどこか力ないというか、格好良くない。妻からも昔は格好よかったんだけどね〜と言われる始末。そもそも毎日働いているんだから休日の服なんて買う暇ありませんよね。今回は忙しく働くお父さんが休日格好良く見える服をご紹介したいと思います。
サラリーマンはパンツだけ変えるべし
前にも述べましたが男の仕事姿は格好良い! これって家族を養うため、お金を稼ぐために外に戦いに行く戦闘体制的心持ちが見た目にも現れていると思うんです。言うなれば仕事着は「戦闘服」とも言えます。だからスーツやシャツ、ネクタイなどは力強くみえる象徴的アイテム! これを休日に使わない手はありません。
私がオススメしたいのはパンツだけデニムやチノパンに変え、ドレスダウンすること。男って意外に良いもの着てるんですよね。スーツやシャツ、革靴にはお金を掛けてたりする。だからそれらを活かし、休日に合わせて着崩せばいいんです。
ちょっと奥さんとディナーなんてときは、前にも紹介しましたがDJI(ドローンの会社)のMichael Perry氏のコーディネートが参考になります。パンツをデニムに変えるだけ。デニムは綺麗目なストレート〜スリムなものを。決して穴の空いたものは選ばないように。もう少しフォーマルなところに行くならスーツのジャケットだけ羽織りましょう。
作業着を着ている人は
ワンアイテムだけ変えてみて!
整備士などの工場で働くお父さん方にオススメしたいのは、靴やパンツ、シャツなどどれかワンアイテムだけ綺麗なものを取り入れたコーディネート。作業着なんて汚くて休日なんか着れねぇーよ? いえいえ。その着慣れた、クタれた、男臭い作業着に価値があるんです。毎日きているんだから、第二の皮膚といっても過言でありません。服があなたの体にフィットしてるんです。似合わないはずがないですよね。
とはいえ、休日ぐらいは仕事を忘れたい、身なりも変わったものが着たいとうお父さん。スウェーデンのワークウェアブランド、「FRISTADS」がとても参考になりますよ。
ちょっと綺麗目なシャツを中に合わせるとか、靴だけはいつもと違うドレッシーな革靴にしてみるとか、パンツはノリの効いたデニムにしてみるとか、本当にちょっとの変化で格好よく見えるんです。
世のお父さん。ご自身の「戦闘服」に自身をもち、休日にも是非取り入れてみてください。
文 / RYO KANEKO