ニューヨークからの便り②~新型コロナウイルス渦中における、ニューヨーカーのオンラインデーティング事情~

|Takumi

ニューヨーク在住17年、NYの写真を撮り続け、役者、そして不動産ブローカーでもあるTakumiです。

新型コロナウイルスの感染拡大により、ニューヨークで外出自粛令が出されてから、約7週間が経ちました。7週間。。。かなりの長期戦になっていますが、振り返ってみると不思議とその間のことがあまり思い出せません。。。有意義に時間を使えていないのか、それともこんな時期をなんとか平常心でいつもどおりに過ごせているからなのか。。。

ニューヨーク州での自粛令は5月末までの予定でしたが、6月6日まで延期されました。アメリカの他のほとんどの州では既に段階的に解除がされてきておりますが、一番被害の大きいニューヨーク州は慎重になっているようです。

他の州の様子をテレビで見ますが、科学者や医者たちが言っているように、恐らくまた感染者が増えていくのではと思ってしまいます。もちろんいつまでも閉鎖するわけにはいかないのですが、アメリカ政府が出している解除基準にどの州も達していないのにも関わらず解除し始めてしまっており、どこも経済的な損失との間での決断を迫られているんだなという感じがします。

自粛令が解けていないニューヨークでも、天気が良くなってきたせいか、もしくは感染者数や死者数が下降気味になってきたせいか、外を歩く人がかなり増えてきている感じがします。この前の週末は20度を越える素晴らしい天気だったため、セントラルパークなど普段人が集まるところに人が殺到していたそうです。

日本でいう100円ショップのようなディスカウントショップは営業をしてもいいビジネスになっているようですが、先日まではそれでも自粛をしていたところが、ここ最近から営業を始めております。気のせいか、スーパーマーケットなどの店内の客数制限も緩くなり、店内の客数が増えている感じがします。7週間もこの生活をしていると慣れてきてしまうのは仕方がないのですが、ニューヨークも今後自粛令が解除されるとまた一気に感染者数がぶり返すのではないかと心配になります。。。

ではこの状況下でニューヨークの人たちは本当に人と会っていないのか?

僕が知る限りでは、ルームメイト、家族、恋人など一緒に住んでいる人以外とはほとんど会っていないようです。知り合いの中には、年配の両親に万が一移してしまう可能性を考慮して、7週間全く会っていないといった人もいます。

一人で住んでいる場合は人に会えないケースが多くやはり寂しさがつのるため、オンラインデーティング・アプリの使用率はかなり上がっているはずですが、問題はマッチして会話が進んでも会えないこと。。。中には会ってしまう無謀な人がいるかと思いますが、これも僕の知る限り会うまでにはやはり至らないようです。

「バーチャルデーティング」というのを聞くようになりましたが、ビデオチャットでの会話は増えているみたいです。僕も最初トライしましたが、結局は当分実際には会えないことに気付き諦めました(笑)。

思うに、今は自宅にいて人に会わないケースがほとんどのため感染率が低くなっており、今会う方が安全な気もします。この先自粛令が解除されて人が外に出始めると、それこそ誰がどこで感染しているかが分からず不安になり、知らない人に会うのが怖くなると思いますね。まぁ今会えたとしてもレストランやバーは閉まっているので、実際には行くところがないのですが。

オンラインデーティングが盛んなニューヨークですが、デーティングにもこの新型コロナウイルスは大きな影響を与えています。

また離婚率や、家庭内暴力のケースも増えているようです。

確かに徐々に光が見えてきておりますが、トンネルを出た後には“ニュー・ノーマル”と呼ばれる新しい生活スタイルが待っているように思います。

ではまた。

Takumi( ニューヨーク在住17年)

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