『婚活応援隊』隊長のあけさんです。名古屋で結婚相談所を始めて現在9年目。３年前から地方での婚活を応援しながら、国際結婚のお手伝いもしています。
Beauty Museumでは、異性と付き合ったことがない人向けの『結婚の学校』、顔をみると脳の傾向が見えてくる『仮面心理学』、120の質問に答えてコミュニケーション力を診断する『AI診断』と、様々なジャンルの紹介をしてきました。
今年は年間を通して、『国際結婚』のお手伝いからみる婚活のお話を中心に紹介していきたいと思っています。
先日、衝撃的な一冊に出会いましたので、ご紹介したいと思います。
「こどもが教育を選ぶ時代へ」野本響子著。
社会は大きく変わっているのに学校教育は昔のまま。海外も日本も”知識詰め込み型”だったが、今は時代とテクノロジーに合わせた変化・進化が始まっている。世界の教育法が集まっているのがマレーシアだ。～紹介抜粋～
野本さんは学校教育に疑問を持ち、公立学校に馴染めなかった長男を連れて、知人から聞いた教育が多様化されているマレーシアへ移住をしました。
マレーシアの公立教育やインターナショナルスクールは、階級や言語・宗教別に学ぶ環境があり、英語圏のオンライン教材が多彩で、登校しないホームスクール、学業だけに限らずプログラミングやアート系中心の学校もあるそうです。
入学して違和感があれば転校も当たり前ですし、世界の教育と日本の教育の違い、そして海外で行われている「新しい教育」の現場や生徒たちの学習方法などが紹介されていました。
最終的に、親ではなく、子どもが自分で教育を「選ぶ」時代になればと書いてあり、今の教育方法や学校の在り方に疑問を持っている人たちの選択肢が増えればいいと……。
この本の中に、「なぜ」と考えさせない日本の教育のことが書いてありました。
「従来型」の日本の教育は知識の暗記にドリルの繰り返し、先生による一方的な授業が主流であり、また勉強以外の学校のルールなどでは自由時間は外で遊ばなければならないとか、習っていないことを質問してはいけないことなど、これはこどもたちが「なぜ」を考えさせないために「正解」はこれだから覚えなさいと一方的に先生から言われることが当たり前だと強要されてきたのでは？との見解に妙に納得したのでした。
私自身も日本の教育に「なぜ」が無かったことに今回気付かされました。そして教育に選択肢がないこの状況を、自分自身や自分の親世代も子どもたちも疑問を持たずに受けていたのではないか、とも思いました。
そもそも「従来型」の昭和時代の学校教育しか知らなかった親世代と、平成令和のこども世代と同じ教育では、これから未来を生き抜いていくことは難しいのではないかと改めて思ったのでした。
受験の為の偏差値があることが、教育の根本が変われない大きな要因です。一昔前は真面目に学校へ行き、テストや通知表の為に知識を詰め込み、いい大学やいい会社に入れば安定が手に入る世の中でした。
だからこそ、いい会社に入る為に勉強が後付けであったような気がします。しかし時代は変わり、偏差値が良く偏差値の高い大学を卒業しても、社会に適応できるかはまた別の話であることもわかってきています。
そして、大きな会社に入社しても安定はなくなりつつあります。今までの「正解」しかない教育から、「答えのない」時代の中で自分の答えを見つけていくことが、教育には必要な時代になってきています。
「正解」しかない教育を親も私たちも受けてきたからなのか、婚活でも「正解」ばかりが求められています。
失敗が嫌だから告白しない、デートでの失敗は許されない、結婚相手は完璧な人を求める、結婚したら離婚はしないようにするとか、間違いを認めてもらえない人生って苦しいですよね。
私は国際結婚のお手伝いをしていますが、未だに親世代は海外への偏見や差別が多々あります。多様化している時代なのに親の狭い世界の固定概念を押し付けられているケースがたくさんあります。
未来を担う子どもたち。完璧な教育法がないのと同じで、完璧な子育て、完璧な家庭はありません。
教育も仕事も結婚も、見守ることが簡単なようで一番忍耐がいるということを、婚活の現場で伝えていきたいと思っています。
お見合で失敗してもいいんです。日本人同士のお見合しかしないのではなく、少し視野を広げれば、あなたの世界は変わります。
私は楽しく、具体的に、婚活のアドバイスををしていきます。選択するのはあなたです！
【SDGｓ宣言】
私は国際結婚を取り組むにあたり、SDGｓ（持続可能な開発目標）の17目標のうち、3つを掲げて取り組んでいます。
「10 人や国の不平等をなくそう」
「11 住み続けられるまちづくり」
「17 パートナーシップで目標を達成しよう」
こちらの取組みもまた紹介していきます。
【『国際結婚』に興味がある方、お見合や恋愛がうまくいかない方へ】
うまくいくコツをお伝えしながらサポートしていきます。
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