【連載×ますだあけみ】「低スペック女子？」「低スペック男子？」～自分次第で生き方は変えられる～

こんにちは　『型にはまらない結婚応援』応援隊長のアッキーです。

先日、ネットの記事で衝撃的な見出しを発見しました。それは、“人間が余る時代、「馬鹿ブス貧乏」はどうしたら生き残れるか”という見出しで、読んでみると、『馬鹿ブス貧乏な私たちを待つろくでもない近未来を迎え撃つために書いたので読んでください』というタイトルの本（KKベストセラーズ）のPRを兼ねた記事でした。

「馬鹿ブス貧乏」ってあまりにもストレートな表現に絶句したのですが、実はこの本“低スペック女子向け”の啓発本として話題になった前編があり、その続編が今回の本で、衝撃的なタイトルの理由はそれだったのです。

頭が良くない、かわいくもない、お金もない、3ない女子はどうしたらいいのでしょうか？そんなことが結構具体的に書かれています。

興味を持った人はぜひ読んでみるといいかもしれませんし、ネタバレしない程度に、読ませてもらった私が感じたことをここに少しだけ記しておきたいと思います。生き抜くヒントになれば幸いです。

馬鹿と無知は違う。無知な人にならないで！

あなたはどうしようもないくらい生活に困り、生活保護申請をしようとしてインターネットでそのやり方を検索をし、厚生労働省のサイトに辿り着きました。しかし、想像がつくと思いますが、お役所言葉は難しく、書かれている内容が理解できない、なんてことになったら大変です。

また、きちんと窓口で自分のことを説明できるよう、国語の能力や対人対応能力がいります。

誰も助けてくれないのです。何が出来て、何が出来ないのか、そこからまず自分の中で整理することも必要です。お勉強ができることよりも、自分のことを客観的にみて「助けて」と言えることも大切だと思います。

人間が余る時代がやってくる？

いずれ、コンピューターやロボットが支配する時代に向かうことはわかっていましたが、今、コロナ禍で人と接触をしないことが当たり前になり、それが益々加速しています。

実際に回転ずしを食べに行っても、受付から注文、会計まで非接触になっています。服を買い行っても自分でレジ精算し袋詰めまで行います。今まで当たり前と思っていた作業を人間ではなくてロボットや機械が行い、店員さんではなく自分で完結できてしまう……ということは、これまで人間がしていたことが必要なくなるということです。人間が余る時代に急速に突入したのかもしれないですね。

今の仕事で生き残れそうですか？貧乏は突然やってきます。

最低限のデジタルスキルを身に着けて！

コロナ禍でオンライン化が進んだことは個人的には喜んでいます。東京や関西圏に住んでいる方はあまり感じないかもしれませんが、何かのセミナーを受ける時やコンサートやイベントは、地方ではやらないことが多いですよね。そうするとまず時間を捻出して、移動して交通費や宿泊代にお金を費やしていました。関東圏の人は近場で受講やイベントに参加できる環境が以前は本当に羨ましかった……。

しかし今は、オンライン化で地方にいても、画面越しに距離・時間・お金を気にせず参加できるようになり、ドラえもんの「どこでもドア」を手に入れたような気分です。

しかし、婚活関係の仕事をしている私としてはコロナ禍で対面お見合がなくなり、オンラインお見合に切り変わりました。そうしたら婚活難民の多くは、会わないと始まらない、オンラインは苦手、オンラインはできないと言って、チャレンジすらしないのです。

「馬鹿ブス貧乏」の人たちは結局何もしないまま月日が経過していきます。婚活的には、年齢が上がっていってしまうことは損失です。

何より変化に対応しないことこそが一番の損失だと思っています。どこにご縁があるかわからないからこそ、新しいカタチを取りいれる勇気が必要なのです。

デジタルスキルを身に着け、わからないなら頭を下げてでも教えてもらうことこそが、この先の未来を生きていく上で必要なスキルだと本の中にもありました。

心がブスで、頭を下げることが出来ない人がいます。デジタルスキルをわかっている人に素直に助けを求めていきましょう。

生き抜くために大切なこと。

ご紹介した本は、「馬鹿ブス貧乏」と言いながら、愛を込めて、一緒に未来を生きていこうというメッセージが詰まっているように感じました。人は、真面目なだけじゃなく、実はふてぶてしく生きていくことが大切で、わからないことはわからないと声を上げ、出来ないことは教えてもらう。そうして生きていかないといけないのです。

あなたがもしも女性なら、シンデレラのように王子さまは迎えに来てくれないし、魔法が使えてプリンセスになれる訳でもなく、もしも男性なら、アラジンのように、ジーニーが3つの願いを叶えてくれる、なんてことはありません。

ならば、「馬鹿ブス貧乏」でも、楽しくふてぶてしく一緒に生き抜いていきましょう！