【連載×ますだあけみ】失敗を恐れず「経験値」を上げれば人生が変わる！

こんにちは　『型にはまらない結婚応援』応援隊長のアッキーです。

今回は、「経験値」は体験しないと上がらないというお話です。

婚活を始める時に結婚を目的にする方が多くいます。しかし、結婚は目標であって目的ではありません。では、あなたにとって、結婚の目的は何でしょうか？

どんな人とどんな人生を過ごしていきたいのか……、例えば、仕事の愚痴を黙って聞いてくれて、家庭生活をフォローしてくれる人、子育てに協力的で子供を毎日お風呂に入れてくれる人、休みの日に寝坊しても怒らず朝ごはんを作ってくれる人、など、少し具体的になると、理想の生活=理想の相手が見えてきます。

婚活をしている人に意外と多いのは、結婚してからの生活を考えず、優しい人、収入のある人、かわいい人など、抽象的な条件をあげる人です。

「結婚」は魔法ではありません。結婚したら皆が幸せになれて、望み通りに子どもができ、順風満帆な生活がずっとつづき、全てがうまくいくわけではないのです。少し辛口になってしまいましたが……。

理想と現実は違う

さて、コロナ禍で空前のペットブームなのだそうです。多くの人が在宅勤務になり、あまり出掛けられないので、犬や猫、小動物に癒しを求めているとメディアが伝えていました。

あるペットに関するアンケートで、婚活を連想させるものがありました。

それは、犬をこれから飼いたい人の憧れ犬種ランキングで、１位トイ・プードル、２位チワワ、３位MIX犬、４位柴犬、５位ミニチュアダックス、という結果で、人気の理由は、見た目、小型、毛が抜けない、室内で飼いやすいイメージがあるから、とのことでした。この結果は、犬を飼ったことのある人であれば、イメージに過ぎないということがわかりますね……。

一方、犬を飼った経験のある人が選ぶ犬種ランキングでは、１位ゴールデンレトリバー、２位トイ・プードル、３位ミニチュア・ピンシャー、４位、チワワ、５位ヨークシャテリア、という違う結果になり、理由は賢い、攻撃性がない、穏やかなど、飼い主目線で生活を共にしたからこそわかる回答が目立ちました。

更に、ペットを飼っていない人に飼わない理由を聞いたところ、お世話ができるか不安、金銭的な問題、家族の反対、亡くなった時が辛いなどで、抽象的な思いが先行し、具体的になった時にはやはり不安がフォーカスされます。

これは、婚活をスタートしたばかりの時期とよく似ていて、ペットとの生活をイメージするより、見た目やイメージが先行し、どんな生活をしていくのか、という目的がまだ見えていない状態です。また絶対に起こって欲しくないのは、実際にペットとの生活が始まり、自分の思い通りにならないと手放してしまうという行為。命を預かるので簡単にかわいいだけで飼うことは命に対して無責任ということ。

ある意味、人と人とのマッチングである結婚の方が、離婚という選択もできるのでお互いに平和です。

ここで何が言いたいのか、それは、理想と現実は違う、ということをわかっていた方が相手とうまく付き合っていける、ということです。

失敗を恐れないで

ペットだけでなく、家や車を購入する時も同じです。一軒家が欲しいではなく、その一軒家で誰と何をしてどういう生活をしていくのかを考えてみましょう。

例えば、リビングに大型スクリーンをつけて友人達を招き、週末はゲームをして楽しく過ごしたいとか、お菓子教室をして生徒さん５人と立てるキッチンを作りたいとか、車もレサクスが欲しいではなく、レクサスがきたらおしゃれをして軽井沢にドライブへ行き、●●●ホテルに泊まるとか、より具体的に考えることで目的意識が高くなります。ここで家を購入したことのない人と一度でも購入したことがある人だと、住んだことがある目線、車なら乗ったことのある人目線で考えることが出来ます。

とはいえ、誰もが最初は未経験です。車も、家も、結婚も経験はありません。

経験していないことは未知の世界。時には失敗もあり、その積み重ねで経験値は上がっていくものです。