【連載×ますだあけみ】新しい景色を求め空の彼方へ！〜婚活のプロが「国際結婚」をお手伝い〜

こんにちは　『婚活応援隊』隊長のあけさんです。名古屋で結婚相談所を始めて現在８年目。３年前から地方での婚活を応援しながら、国際結婚のお手伝いもしています。

Beauty Museumでは、異性と付き合ったことがない人向けの『結婚の学校』、顔をみると脳の傾向が見えてくる『仮面心理学』、120の質問に答えてコミュニケーション力を診断する『AI診断』と、様々なジャンルの紹介をしてきました。今年は年間を通して、『国際結婚』のお手伝いからみる婚活のお話を中心に紹介しています。

先日、名古屋から熊本へ日帰り出張をしてきました。コロナ前は毎月のように海外へ渡航していたのに、コロナ禍で全く飛行機に乗らなくなってしまい、久しぶりの飛行機は国内線であってもワクワクです。

ところが……です。午前８時に県営名古屋空港を出発の為、７時半頃にはチェックインを済ませ、さぁ、そろそろ搭乗の時間、と思ったら、アナウンスが入りました。

「熊本空港へご搭乗のお客様にご案内します。熊本空港周辺が視界不良の為着陸が出来ない可能性があります。着陸出来ない場合には福岡空港または小牧へ戻る可能性があることをご了承ください。」と。

人生何が起こるかわからない、そして人生思い通りにはいかない。こういう予想外のことが起きた時、皆さんはどう考えますか？

考え方のクセもあると思うのですが、起きてもいないのに悪い方へ悪い方へと考えがちな人も多いのではないでしょうか。

「違う飛行場へ行ったらどうしよう」

「揺れて落ちたらどうしよう」

「なぜ今日に限ってこんなことがあるなんて」

「自分はなんて運が悪いんだ」etc…。

物事には、自分でどうにかできることと、自分の力ではどうにもならないことがあります。自分でどうにかできるのなら解決策を考え、実行すればいいのです。

しかし、自分の力ではどうにもならない、出来ないこともあります。そういう時には、どんなに考えてもなるようにしかならない、と気持ちを切り替えた方が、私の経験上、結果的にいいような気がします。心配しても、ほとんどの場合、悪い方へといくのではなく、何とかなるケースが多いとも思っています。

この日も、熊本方面の天気予報を見ると晴れの予報だったので、「大丈夫だろう」と、さほど気にせず飛行機に乗り込みました。案の定、無事に熊本空港に到着し、事なきを得ました。

たまたま近くに乗り合わせたシニアの団体のおじ様たちは「どうせ着陸するなら鹿児島空港に行ってくれー！」と、皆で盛り上がっていました。

何が起こるかわからない時こそ、そのハプニングを楽しむことが出来たら人生楽しく過ごせるのかもしれませんね！

飛行機は飛び立つまでにすごいG（重力加速度）がかかります。構造的には前に進む「推力」、後ろへ戻そうとする「抗力」、期待を持ち上げる「揚力」があり、後ろへ戻そうとする力より前に進む力が強ければ前に進み、下に引っ張られる力より持ち上げる力が強ければ機体は空へと浮かび上がるのです。

これを婚活に例えるとするならば、婚活を始めようとする時、動いていない状態から一歩スタートする時こそ一番力が必要なのです。

前に進もうとすると後ろに戻そうとする力がかけられます。その時に思い切って前に行かずに止まっていたら飛び立つこと（出会い）は出来ません。しかし、飛び立って持ち上げられる力を利用すれば、その厚い雲に覆われていた空の雲を突き抜けてしまえば、見たことのない景色をみることができるのです。もちろん毎回天候に恵まれたフライトではないから何度も飛行を経験してこそ経験値もでき、トラブルにも強くなれるのです。

飛行機に乗ったことがある人なら体験したことがあると思うのですが、どんなに雨や天候が悪くても、上空の雲を抜けるとそこには真っ青な空と真っ白い雲があり、その晴れた景色がずっと続くのです。